よくあるご質問Q&A
Q:書道(書写)を習いたい
A1:教育の場である小・中学校では「国語科書写」、高等学校では「芸術科書道」というように分類されています。小・中学校では、文字を正しく整えて、読みやすく早く書くことが目的とされ、高等学校では書写の学習を基盤として、芸術としての書の表現に挑んだり、多彩な書の美に親しんだりすることを目指します。一般の場合は、「芸術科書道」という分類になりますが、学び始めは「書写」課題から始められてもいいでしょう。 A2:お一人で学ぶことも可能ですが、経験豊富な指導者の下で学ばれた方が、正しい道を進める確率が高いでしょう。 A3:このHPに当協会の支部一覧が掲載されています。お近くに教室があれば直接問い合わせてみましょう。見当たらない場合は、協会にお問い合わせください。
Q:字を上手に書きたい
A:「上手な字」とはどんな文字でしょうか? 十人十色と言いますが、人それぞれイメージする「上手な字」の形は違うかもしれませんね。漠然としたイメージだけが先行していると、正直「お答えのしようがない」、と言うのも事実です。一般の方の書道の揚合は、指針となる目指すべき古典があり、それを練習して「上手な字」に近づけていく事になり、この行為を「臨書」と呼びます。目指すべき古典は、長い書の歴史の中で淘汰されながら残ってきたもので、筆を持つ者のバイブルと云えるものです。
書体(楷書・行書・草書・篆書・隷書・かな)にもよりますが、目指すべき古典の数も多くあります。何を選べばいいのか、どう学べばいいのかを知るために、経験者に尋ねてみるのも一つの方法です。
当協会発行の競書雑誌「書教」には、課題として目指すべき古典が掲載されているので、一度ご覧いただいてもいいでしょう。見本誌の発送は無料です。
Q:競書雑誌に出品してみたい
A1:協会発行の競書雑誌「書教」は、どなたでも購読でき、競書出品条件に制限はありません。出品者は、書塾に所属して出品されている方と、個人的に出品されている方に分かれますが、後者についてお話しします。
1. 定期購読の申し込みをしてください。半年もしくは年間での購読をお願いします。
2. 競書に出品するためには、作品1枚につきバーコード出品券と毎月の審査券が必要です。バーコード出品券は、協会にお申込みください。申請は無料ですが、タイミングによってはお時間を頂く場合もあり、申し込んだ月に出品できない事もあります。
文字の間違いを避けるために、お申込みには専用の用紙がありますので、請求してください。
3. 毎月の書教誌にその月の審査券は添付されていますが、それですべての課題を出品することはできません。そこで、別途有料審査券をご購入いただきます。有料審査券は65枚綴り¥3600(送料無料)です。
4. 硬筆部門に出品する場合は、専用の硬筆用紙¥500(送料別途)のご購入が必要です。
A2:個人的に勉強されている方には、協会で通信添削を行っています。半紙・条幅にかかわらず1点につき有料審査券4枚と、返信用封筒を添えて協会事務所までお送りください。2. 競書に出品するためには、作品1枚につきバーコード出品券と毎月の審査券が必要です。バーコード出品券は、協会にお申込みください。申請は無料ですが、タイミングによってはお時間を頂く場合もあり、申し込んだ月に出品できない事もあります。
文字の間違いを避けるために、お申込みには専用の用紙がありますので、請求してください。
3. 毎月の書教誌にその月の審査券は添付されていますが、それですべての課題を出品することはできません。そこで、別途有料審査券をご購入いただきます。有料審査券は65枚綴り¥3600(送料無料)です。
4. 硬筆部門に出品する場合は、専用の硬筆用紙¥500(送料別途)のご購入が必要です。
添削のうえ、ご返送いたします。
Q:展覧会に出品してみたい
A:「公募」と謳われている展覧会なら、どなたでも出品できます。以下は当協会主催の「書教展」についてお答えします。公益社団法人である当協会が主催する「書教展」も「公募展」ですので、出品に関しての制限はなく、どなたでも出品できます。
公募部門は1部、2部、3部というように3部門に分かれています。
公募1部は、全紙(70×135cm)以上、10尺×10尺(300×300cm)以下の枠(公募部門はアクリル無し)作品が出品可能で、部門は、漢字・かな・調和体の3部門です。
公募2部は、半切以内の軸作品に限ります。部門は、漢字・かな・調和体の3部門です。
公募3部は、出品段階で表装を必要とせず、協会で一括表装を致します。なお、出品作品は半切・半切1/2・半紙に限り、賞の対象ではありません。楽しく筆を持った作品を発表する場、と捉えてください。部門は、漢字・かな・調和体の3部門で、書教誌掲載の競書課題でも出品が可能です。
公募1部、2部は、賞対象の部門で、受賞により「書教展審査員」へ昇格する事ができます。
詳しくは、協会へお問い合わせください。
Q:資格を取得したい 人に教えたい
A1:書道を教える資格は、教員免許状以外は公の資格ではありません。ある意味、教えようと思えば誰でも、いつでも始めることが出来ますが、何の知識も持たない人のところに習いに来る人はいないでしょう。当然しっかりとした技術と知識と思想を身につける事が必要です。A2:当協会の場合は、「民間書道教授」という呼称で、指導者の資格を取得することが出来ます。ただし、資格取得のためには条件があります。
便宜上、競書の最高位を「教授」と呼び、「民間書道教授」試験に合格した人の順位が「教授」で、その次にあるのが「師範」となります。「師範」は競書の最高位という考え方で、競書を学んだ先に行きつくのが「師範」ですので、そこまでに経る過程に違いがあります。